今回はドキクエAC、4の主人公でもあるアリスの元になった作品のご紹介であります。
今でこそレギュラー化している彼女ですが、一体どういう経緯でこんなキャラになったのか。まあ正直あんまり覚えてないんですがね。
エプロンドレスにブロンドヘアのあどけない少女がサイキッカーかつ銃を撃ちまくるという厨二設定は果たしてどのように固まっていったのでしょうか。
◆アリスの不思議な国・激闘編
制作はデータを見る限り2003年4月。
かなり古いですね。当初ラウンジのツクールスレに来てこの名前を名乗ることになったのが2003年2月(ネット上にて検索)で、一番最初に名無しで出したのが「激闘列伝X(これはもうデータがどっかいってる)」ですから、おそらく世に出した2作目になるのではないのかなと思います。いや、そもそも激闘列伝て途中までしか作ってなかったはずなので、この作品が事実上初めて完成させた作品になるのでしょうか。単純な一本道ゲームなので完成もクソもないとは思いますが…
この頃はまだ素材もあまりなく、音声素材なども全く使われていない。
データを覗くとコモンイベントを一切使っていない。
作成技術も素材も黎明期といったところだろうか。
アリスがア〇スソフト、かぐや姫がアトリエか〇やから顔グラ取ってきてる。何のひねりもない。アリスが最初に装備したのが手渡されたハンドガンで、ここから彼女の人生が始まるのであった。
当時はまだ大人しかったようで、会話にパンチがあまりない。
狭いマップを冒険する一本道RPGである。
プレイしてみて面白いかといわれると、自分の作品ながら正直あまり…
素材で押していった感が強い(今もだけど)
このゲームのラスボスはドキクエⅠでも出てきてた。あーいたなこんなヤツ。
◆スーパーおとぎ話大戦
少し時が進んで2004年3月制作。
ドキクエⅠの少し前である。
上の作品がもう少しだけ洗練されたような感じだろうか。ほんの少しだが。
アリス、マッチ売りの少女、ジャックと豆の木、桃太郎、シンデレラ、かぐや姫といったおとぎ話の主人公たちが所狭しと大暴れするッ!…というコンセプトだろうか。なんでジャックの顔グラがマック鈴木なんだろうか。
これも基本的には一本道RPGだが、なんか中途半端に難易度が高いし結構長い。
ラスボスがなぜか織田信長。ストーリーは世直しに出たアリスが仲間を増やしてなんとか四天王をぶちのめして信長を倒して世界を平和にする今どき幼稚園児でも書かないような話だった。哀愁漂う。
ACの明智光秀しかり、困ったことがあるとコーエーのゲームとかから戦国武将を引っ張ってくる悪いクセがあるようだ。
まあ、面白いかどうかは別としてどんな形であれエターナらずに完成までたどり着けてる点だけはエライ。
というワケで、今回はアリスちゃんのルーツになった(パクリだらけでルーツも糞もないが)2作品をご紹介しました。チャオ!
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